超貴重なもろみ豚

もろみ豚は石垣生まれ、石垣育ちのブランド豚です。三種の品種を掛け合わせ、沖縄の特産品である泡盛の製造過程で発生するもろみ粕ともろみ液を配合された飼料により育てられています。もろみ豚は石垣市特産品認定証を受けている列記として特産品であり、ブランド豚ですが、実は川満養豚一か所でしか飼育されていない大変貴重な豚です。1972年にたった2頭で始められ、今では沖縄県石垣島の特産品にまで成長したのです。(石垣島特産品通販:沖縄離島特産品の沖縄セレクション

そう大きくない養豚場のため生産数は限られていますが、唯一無二の存在であるため生産管理は徹底されています。もろみ豚の名前の由来になっている「もろみ」や飼料の選定や配合。飼育に必要な環境整備。食肉過程の衛生管理など、肥育から精肉まで一貫して行われているため、徹底した品質管理と衛生管理が保証されているのです。もろみ豚のポイントは安全安心だけではありません。泡盛のもろみが飼料に配合されているため、その利点が現れています。もろみにはアミノ酸やクエン酸、ビタミンが多く含まれているため、豚自体がとても健康です。またその栄養素が肉質が柔らかく、甘みのある良質な豚肉になっています。豚肉が苦手な人に多い、獣臭さというものもほとんどありません。そのため豚肉の良さであるジューシーさがありながら、それが苦手な人でも美味しく食べることができるのです。

元祖ブランド豚、あぐー豚

沖縄の昔からの特産品である豚ですが、うちわけ有名なものにあぐー豚があります。約600年前に中国から導入された豚で、非常に貴重なものです。あぐー豚は成長するまでに時間がかかり、西洋豚が200~300キロなのに対し約100キロと体格も小さいのが特徴です。また粗食に耐えますが、産子数は4~5頭と少なく、脂の量や体格が小さいため、効率が良いとはいえません。そのため西洋種におされ、戦前は約10万頭ほど飼育されていましたが、絶滅寸前にまでなってしまったのです。現在は1981年よりなされてきた繁殖が実り、数を増やすことに成功しました。

あぐー豚は黒毛に包まれており、その肉質は脂が多いのが特徴です。高温多湿である沖縄の猛暑を乗り切るには、あぐー豚は最適なものなのです。猛暑を乗り切るには豚の脂が必要であると沖縄ではいわれていますが、豚の脂で心配なのはコレステロールです。ですが沖縄は長寿国として有名な日本の中でもさらに有名な長寿県として知られています。あぐー豚は外来種と比べ、コレステロール値が4分の1と低く、旨味成分であるグルタミン酸が多いのです。あぐー豚は猛暑を乗り切り、長寿である秘訣の一つといえるでしょう。沖縄のブランド豚はあぐー豚だけではありません。次の項では最新の沖縄ブランド豚であるもろみ豚について触れていきましょう。

沖縄、食の特産品

沖縄のグルメというと、ソーキソバやゴーヤチャンプルなどわりとあっさりとしたものが有名です。亜熱帯の沖縄は夏の暑さは別格で、食欲が無くなるから食べやすいものが名物なのだろうと思われますが、実際には真逆です。沖縄の夏を乗り切るためには、動物性の脂をとります。あっさりとしたものばかりでは、湿気の多い夏には体力がもたないのです。

現在おきなわ和牛というブランド牛が有名になっていますが、実はそれは最近のものであり、沖縄の食用牛というのは輸入物であることが当たり前とされていました。沖縄は終戦後から1972年までアメリカ統治下にあり、米軍の基地が数多く存在しています。それは現在でもそうであり、在日米軍の人口の多さも今もって日本で一番多い県になっています。そのためアメリカの文化の影響が大きく、牛肉もまたアメリカ人向けのものであったのです。アメリカ人にとって牛肉というのは、手軽なものであり、とにかく量を求めます。その影響を受けているため、コストの高い和牛ではなく、手軽に量を食べられる輸入物だったのです。また沖縄は闘牛文化が盛んな土地です。和牛は食べるものではなく、戦わせるものという土地でもありました。沖縄の牛文化は、食用ではなかったのです。

沖縄の食文化の中心は豚です。ゴーヤチャンプルはあっさりとしているようですが、豚バラ肉かスパムが入っており、ゴーヤもまた夏バテに効くといわれています。スーパーなどにある炊き込みご飯にも、豚バラやスパムなどが当たり前のように入っています。沖縄の夏を乗り切る昔からの特産品とは、豚なのです。